名作家具の話

こんにちは。
最近、すっかり日も伸びて暖かい日も続きますね。
こんな日は外に出かけたくなります。
VANILLA宇都宮店舗では、福島県の猪苗代湖の周りを自転車で一周しよう！
という計画があったのですがあいにくの雨で中止になりました。
一周およそ、60㎞。
おしりが耐えられるかわかりませんが、思い出作りに必ず実現したいです。
さて今日は日本、いや世界的に超～有名なスツール、
バタフライスツールについてご紹介します。

ご存知の方も多いと思いますが、ジャパニーズモダン家具の代表格バタフライスツールは柳　宗理によってデザインされました。
蝶が羽を広げ飛んでいるかのようなフォルムが名前の由来となっているそうです。
戦後、柳宗理はイームズの成形合板で作られたレッグスプリント(添え木)に出合います。
成型合板の技術を用いて何か作れないかと模索する中で、試行錯誤しバタフライスツールが生まれます。
同じ形の2枚の成型合板をボルトでつなげているだけのシンプルな構造でありますが、先端部分は畳の上で使用しても畳が傷まないよう、やさしい曲線になっています。
実際、畳で使っているという方も多いんではないでしょうか？

正面、側面、どこから見ても優美で気品ある姿はもはや芸術作品です。
製作は将棋の駒で有名な山形県、天童市の天童木工。
美しい仕上がりは技術力の高さがうかがえます。
選べる材はローズウッド、メープルから。
迷いますが私は、メープルかなぁ。

ちなみに、スタッフ小柳はM様と価格改定を機に購入を約束していたそうです。
購入記念に写真も撮らせて頂きました！M様ありがとうございます。

VANILlA utsunomiya ではバタフライスツールローズウッドを展示中です。
ご興味ある方は当店スタッフがあつーく語らせていただきますので、ぜひご来店ください！