フランネルソファ “BRICK”　空間に解放感をもたらすシンプルでスタイリッシュなローソファ

インテリアコーディネーターのコヤナギです。当店でも人気のFLANNEL SOFA(フランネルソファ)BRICK(ブリック)。今回はこのブリックについてご紹介させていただきます。

ブリックのサイズ展開

サイズは1人掛けから2.5人掛け、3人掛け、4人掛けもあります。更にはカウチタイプやワイドタイプ、コーナータイプなど様々なバリエーションが。空間に合わせたサイズ選びができますので、どんなスペースの部屋に合わせられると言ってもいいでしょう。狭いお部屋であっても、背もたれが低いため圧迫感が出ないのもポイントです。

ブリックのデザイン

ブリックのデザインは、シンプルかつスタンダード。その誕生には「機能するため」のデザインが込められています。デザイン上の大きな特徴は、低い座面と厚めの背もたれ。重厚感を演出しながらも、開放感も同時に実現したデザインです。肘の幅は広めの230mm。背もたれの厚みが意味するのは、背もたれも含めた全ての面に座れるということです。

ブリックの座り心地

BRICKを店頭でお試しいただくとよく聞くのが、座り心地の良さです。ソファのバネといえばSバネが一般的ですが、BRICKはコイルスプリングというバネを使用しています。座面の構造はコイルスプリング。現代ではあまり見られなくなってきたソファの構造ですが、これがブリックの座り心地を格段に良くしています。フラットで奥行きの広い座面は、座る姿勢を制限しない快適性のための広さです。

コイルスプリングは始めはふんわりと、後からしっかりと体を受け止めてくれます。フランネルソファでは国産の上質なバネを使用していますが、コイルスプリングは弾むような弾力と強い耐久性を兼ね備えた優れもの。”ベッドのような弾む弾力感”というイメージでしょうか。

立体感のあるコイルスプリングは、座面にかかる圧力を分散させ、座面のどこに座っても均一な座り心地が堪能できます。体圧を分散してくれるため、体格差のある男女2人で座った時にもお互いが均一な座り心地に。コイルの直径の小さいほうが下向き、大きいほうが上向きなのは、座った始めはふんわりと、その後はしっかりと体を受け止めてくれるような構造。

https://nonversus.jp/shopvulog2020/06/22_7056

広い肘部分は、オプションで木肘に変更が可能。(＋￥7,000)サイドテーブルとしてもぴったりのサイズ感。木部はウォールナット無垢材・オーク無垢材から選ぶことができ、どちらも使い込むほどに味わいが出てくるようなオイル仕上げとなっております。

また、座面から肘面までは120mmと、一般的なソファよりもかなり浅めですが、肘置きだけではなく、寝転んだ時の枕代わりとしてしっかりと機能してくれます。おススメは片肘はそのまま、片肘を木肘に。寝転ぶことと、サイドテーブルとの使い分けができ、肘の活躍の幅がぐっとアップします。

両肘を木にしてしまうと、寝転んだ時の頭の当たり具合が気になりそうですが、
クッションを枕代わりに使えば問題なし。加えてほしくなってくるのは…やはりオットマンでしょう！もはや鉄板とも言える、ソファ＋オットマンの組み合わせ。

BRICK専用スツールを組み合わせれば、足を投げ出して寝そべることができます。

そこで更にほしくなるのが、クッションです。フランネルソファには異なる3サイズのクッションがありますが、個人的におススメは、600mm×300mmのクッション。腰のところにぴったりフィットするサイズ感は、寝そべった時も腰の隙間を埋めてくれ、体に負担がかかりません。

豊富な張地から、どの張地にするかもソファ選びにおいて楽しい悩みの一つですよね。

選ぶ張地によってもソファの印象は大きく異なります。当店では約20cmサイズの尺角サンプルをご用意しておりますが、生地サンプルで見た色味と実際にソファに張った色味はワントーン程度明るくなります。

これは色彩の面積効果と言われ、面積の小さい張地サンプルで見たときよりも、面積が大きくなると、 色味はより明るく・鮮やかに感じられます。生地サンプルでソファの張地を選ぶ際には、色味の変化に注意しながら選ぶことで、よりイメージに近いソファのカラーを選ぶことができます。

お部屋の主役、生活の中心となるソファ。
当店ではそんなソファ選びのお手伝いをさせていただければと思います。