ソファ選びのあれこれ。
今回はカリモク60といったら!な代表アイテム、Kチェアについて。
私が初めて買ったソファはまさしく、Kチェアでした。
その時なぜKチェアを選んだのかと言うと、”定番という安心感”と、”サイズ感”でした。
カリモク60のブランドコンセプトである「ロングライフデザイン」の象徴とも言えるKチェア。
デザインされたのは1963年。
カリモクが国内向けに生産した一番最初の自社製品でもあります。
日本の住宅や日本人の体格に合わせて設計されたKチェアは、
コンパクトですっきりと空間に調和します。
開発当初は当時の日本人の体格に合わせ、現在の2シーターは3シーターとして販売されていました。
そのため2シーターと言えど、大人二人で座ってもゆったりと掛けられるサイズ感で、
このサイズ感がとても絶妙!
よく店頭で
「あまり大きいものは置けないけど、2人でもゆったりかけられるサイズがほしい」
という話をお聞きします。
一般的に3シータークラスになると横幅は170cmや180cm以上のものが多く、
ソファ単体での面積が多く必要となります。
更にKチェアは脚部・アーム部分と全体的に”抜け”の面積が多いため、
視線を遮らずに解放感があるデザインのため、部屋に置いた際の圧迫感を軽減してくれます。
“コンパクトなサイズ感”と”2人で掛けてもゆとりがある”という
二つの要素を兼ね備えたKチェアは、置くスペースを選ばない、コンパクトデザイン!
“大きいソファは置けないけど、やっぱり部屋にソファはほしい!”
という方にぴったりなサイズだと思います。
コンパクトで軽いため、持ち運びも簡単。
組み立て式のためお引越しの際にもバラすことができることも嬉しい。
シートやもたれ、アームなどの各パーツはパーツごとに購入もできるため、
“長年使ってシートが破れてしまった!”
“どうしても落ちない汚れがついてしまった!”
“張地の色を変えたい!”
などという場合でも、新しいパーツを購入することができます。
これもロングライフデザインという普遍的なアイテムであることを表しています。
Kチェアは今やインテリア系雑誌では定番中の定番クラスのアイテムです。
私がバニラに初めて来たときも、Kチェアを見にいくことが目的でした。
実際には生まれていない60年代という時代に生まれたデザインに、
どこか懐かしさを感じるのは不思議なことです。
おそらく、昔実家にあった家具や、通学中の電車やバスのシートなど、
潜在的に昔から見て触れているものがあるから、生まれていない時代のものにも懐かしさを感じるのかもしれません。
懐かしいものが現在にもマッチして、いつの時代でも変わらない価値のあるもの。
ものが溢れる現代だからこそ、カリモク60の考え方ってすごいと思います。
当店ではKチェアの他にもカリモク60商品を多数展示しております。
是非、店頭でお試しください。
※記事に記載中の価格は全て税込価格です。(2017年12月現在の価格となります)
オカモト
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