ハーマンミラーのミラ2チェアはアーロンやセイルとどう違うのか

ミラ2は目立たないけど良い椅子

インテリアコーディネーターのコヤナギです。ハーマンミラーのワークチェアでは「アーロンチェア」や「セイルチェア」が人気ですが、ミラ2チェアも引けを取らないかなり高性能なワークチェアです。

失礼を承知で書きますと、ミラ2チェアはアーロンやセイルに比べ、知名度が低いです。実際店頭でも「アーロンチェアを見に来たんだけど、このミラ2ってチェアはいったい何??」なんてことが結構あります。アーロンとセイルの陰に隠れている感はありますが、ミラ2もいい椅子です。本日はこのミラ2チェアについて記事を書いていきますね。

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ミラ2チェアは10年後のアップデートモデル

ミラ2チェアの前身であるミラチェアは2003年に発売され、150万台を売る人気商品でしたが、そのミラチェアを、10年後にバージョンアップして2013年に発表されたものがミラ2チェアです。

なぜワークチェアがバージョンアップするかと言うと、デジタル機器の進化と共に働きかたも変わっていくからなんですよね。在宅ワークが増加する現代では、必ずしも高機能だけを選定基準にする必要はありませんので、使われる方ご自身のワークスタイルに応じて選んでいただきたいと思います。

色々な椅子を検討したほうがいいです

ミラ2チェアは鏡のような椅子

ミラチェアの名前の由来は「mirror」(ミラー・鏡)から来ています。人間工学に基づいて作られたミラ2チェアは、人に合わせて鏡のように動きを反映するという設計から名付けられました。ハーマンミラーの言葉を引用させていただくと

スリムで、軽く、機敏、まるで自分の影のようなチェア

自分の影のようなチェア、いい言葉ですね。デザインも軽やかでスタイリッシュなので、他のワークチェアに比べてある意味目立たないデザインと言えるのではないでしょうか。

ミラ2の特長は「サポート力+柔軟性」

ミラ2チェアの最大の特長は、その柔軟性。柔軟性とはつまり、着座姿勢に応じた椅子の追従性ですね。現代のデスクワークは多岐に渡るため、書き物をしたりPC作業をしたり、スマホやタブレットなどを使うことも多いです。行う動作が変われば姿勢も変わるため、柔軟性は重要なものなのです。

背もたれのループスパイン構造が独特

ミラ2チェアは、身体のサポートをしつつ柔軟性も高い、というところが非常に優れています。特に背もたれ部分のループスパイン構造が特徴的です。上半身は動かしやすく、身体をひねったり腕を伸ばすことが容易なため、姿勢を変えながら作業するのに向いているチェアだと言えます。これは、同じくハーマンミラーのエンボディチェアにも考え方が近い「身体を動かしやすくする」という点にフォーカスした設計思想ですね。

サイズ調整が手軽にできる

ミラ2チェアは1サイズですが、使用される方は自分の体格に合わせた調整ができます。調整の方法は、座面を折り曲げて奥行きの長さのコントロールするだけ。例えば男性は広く(=長く)女性は狭く(=短く)といったかたちですね。

座面下のレバーを操作するだけ

調整には工具などの必要はありません。レバーを引きながら座面を動かすだけ。片手でも操作ができるくらい簡単です。サイズ調整が手軽にできることのメリットとしては「複数人で使用しやすい」ということです。例えばご夫婦で書斎を共有する場合、調整が容易なことは大きなメリットになります。

移動式のランバーサポート

ミラ2チェアには、移動式のランバーサポートが搭載されています。ランバーサポートは、腰の負担を軽くするためのしくみです。ひとことで言うと、座った時に曲がってしまう背すじを伸ばし、腰への負担がかかりにくい姿勢へとサポートしてくれるものですね。

移動式ランバーサポート レバーで圧力も操作可能

長時間にわたるデスクワークの際にはこのランバーサポートを使用していただければ、腰のダメージを最小限に抑えることができます。普通の椅子とワークチェアの大きな違いは、長時間の座り作業に耐えられるかどうか、という点です。長く座るためのしくみがワークチェアではいちばん重要なのです。

アーロンチェアとちょっと違う前傾チルト機能

アーロンチェアやセイルチェアでも搭載されている前傾チルト機能ですが、ミラ2にも当然装備されています。ミラ2の場合は傾きが約7度。セイルとアーロンの場合は前傾が約5度なので、ミラ2のほうが前傾が強めです。

ミラ2のチルトは強め

体感的にもミラ2のほうが傾斜が強く感じます。アーロンチェア・セイルチェア・ミラ2チェアの中では、アーロンの前傾チルトがいちばんソフトに感じます。詳しくは後述しますが、アーロンチェアは背もたれがペリクルの1層構造のため、寄りかかった時に柔らかい印象です。

アーロンとはアームの形状が違う

アームの形状も特徴的です。アーロンチェアはアーム形状がほぼまっすぐですが、ミラ2チェアは前方部分が少し傾斜しています。店頭でも、パソコンのタイピングがアーロンよりもしやすいと感じる、とおっしゃる方も多いです。

ミラ2はアーム前方がカーブしてます

これに関しては体格や好みの問題が大きいので、できれば直接座られてお試しいただくほうがいいかと思います。

ミラ2はカラーバリエーションが多い

セイルチェアほどの組み合わせはありませんが、ミラ2チェアもかなりカラーバリエーションが多いです。オフィスでもご家庭でもお部屋のカラーコーディネートに対応ができますので、インテリアを重視した書斎には本当におすすめできるワークチェアですね。

アーロンではなくミラ2を選ぶ理由

アーロンではなくミラ2を選ばれた方がよくお話されるのは、アーロンよりもミラ2のほうが背もたれの圧力感があって好みなんです、という言葉。アーロンチェアはメッシュのみ、ミラ2は樹脂の背もたれ+メッシュの2層構造になっているため、ミラ2のほうが背もたれの圧力を感じやすいんですね。アーロンチェアのペリクルも、体圧の分散に非常に優れた機構ですが、確かに分散されるぶん背中の圧力を感じにくいです。

これもお好みのではありますが、前傾姿勢を頻繁にされる方にはこの硬めの背もたれのほうが向いているかも知れません。

背もたれは2層構造

ミラ2の価格帯はアーロンとセイルの中間

ミラ2の価格は133,000円~。セイルチェアは76,000円~、アーロンリマスタードは195,000円~なので、ちょうどミラ2の価格はセイルチェアとアーロンチェアの中間の位置づけになるチェアですね。これを高いとみるか安いとみるかは難しいところですが、ミラ2は機能が高次元でまとまっており、非常にいいチェアだと思います。オールラウンドに対応できる柔軟性も魅力ですし、スマートなデザインもいい。

ミラ2はどんなシチュエーションに合うのか

ミラ2はセイルチェアの座面よりも通気性が良いため長時間作業には向いているものの、アーロンチェアよりは体圧分散に劣る。価格帯に準じ、2つのチェアの中間くらいのチェアだと言えます。このミラ2チェアの使用にあたって私のおすすめするシチュエーションは、ご家庭での専業ワーカーですね。

セイルチェアの座面よりも通気性が良いため長時間作業には向いているものの、アーロンチェアよりは体圧分散に劣る。価格帯に準じ、2つのチェアの中間くらいのチェアだと言えます。このミラ2チェアの使用にあたって。私のおすすめするシチュエーションは、ご家庭での専業ワーカーですね。

家だったら、自由に席を立てるし移動もできる。伸びをしたり、気分転換にストレッチなんかもできる。デスクとは言いつつも、そこで食事したり映画を観てもいいかもしれない。そんな状況にぴったりだと思います。

まずは、ワークチェア選びで迷ったら当店までご相談ください。使い方や使う時間に合わせてご提案させていただきます。また、当店にはインテリアコーディネーターが在籍していますので、ワークチェアの色選びやご家庭でのデスクシーンも含めてご提案をさせていただけます。いつでもご相談お待ちしています。

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コヤナギ

コヤナギ

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