マルニ60の新作が発売
インテリアコーディネーターのコヤナギです。当店でも販売中の、マルニ60商品について、新作の情報が入ってきましたのでいち早くお知らせいたします。
マルニ60フレームチェアは今年で60周年
「座り心地のいい椅子」でおなじみのマルニ60フレームチェアですが、誕生は1960年なので、今年(2020年)で60周年を迎えました。ロクマルを冠するチェアの60周年。マルニ60にとって、今年は特別なアニバーサリーイヤーなのです。今回はその60周年を記念し、特別なモデルを発売いたします。
アニバーサリーモデル「ビーチフレームチェア・ミディアムブラウン色」
定番品である、オークフレームともキノママウォールナットフレームとも違う、ビーチ材・ミディアムブラウンカラーのフレームチェアとテーブル、オットマンを期間限定にて販売いたします。お写真の中で使っている張地は、新張地のヒッコリーへリンボンです(後ほどご紹介します)
北欧のアンティーク家具のような雰囲気で、現代のスタイルにもマッチする色合いの塗装色です。北欧家具をメインでまとめている部屋に入れても違和感なく溶け込む、どこが古家具の経年変化を思わせるようなカラーですね。
このビーチフレームチェア、本日から受注を承っておりますので、気になる方はお問い合わせください。ただし、現在は店舗に実物の展示がありません。近日入荷の予定となっており、入荷次第またご案内させていただきます。
このビーチフレームチェアは、通常のフレームチェアにはない仕様があります。それは「2シーターのセットアップ仕様」です。通常、マルニ60のフレームチェアは1シーターずつ分かれておりますが、このセットアップ仕様だけは分かれておらず、2シーターの組みあがった状態にて販売いたします。
構造上、脚の数が少なくなりますのでスッキリ見えます。これはオークやウォールナットにはない、今回だけの特別仕様となりますので気になる方はぜひ現物をご覧ください。(当店でも展示予定いたします)
フレームチェアに追加される新張地
フレームチェアに追加になる、新作の張地がいくつかあります。今回の追加はかなり種類が多く、本革が1種4色、布張地タイプが5種6色追加されます。
【新張地】L-01 たつのレザー
革のお色でおすすめしたいのは「ブルー」の色です。ブラックの重厚感も素敵ですが、ブルーはカジュアルにコーディネート出来るのが魅力です。また、ネイビーのようなダークブルーのカラーなので、いわゆる日本の「藍色(あいいろ)」に近く、本革の中では和モダンのインテリアにマッチしやすい色です。
たつのレザーは、兵庫県たつの市で生産されているレザーの総称です。実は日本の革の大半はこのたつの市で生産されていると言われる、革の一大拠点です。
使用しているのはオイルレザー。オイルレザーとは、なめしのタイミングでオイルをたっぷり染み込ませる仕上げの方法です。革好きの方が選ぶのは、主にこのオイルレザーだと思います。触り心地はしっとりで、キレイなツヤが入っていきます。使っていくうちにアジも出やすく、丈夫でお手入れも簡単なのがオイルレザーの特長ですね。革は非常に丈夫なため、中材を入れ替えながら世代交代しても使い続けられる張地です。本革ならではの個体差もありますので、まさに一点モノのようなオリジナルソファになること間違いなしです。
追加ファブリックの中で今回私が推したいのは、新張地「ヒッコリーヘリンボン」です。広島のカイハラデニムを使用した、ブルーのストライプの生地なのですが、これもデニムと同じく経年変化をしていきます。使ううちにどんどん変化するので、布地ながらヴィンテージに変化していくのを楽しめる生地でもあります。
【新張地】M-01 ガルボ
【新張地】M-02 リボン(レッド)
【新張地】M-02 リボン(ブルー)
●台数限定の張地
下記に紹介する3種類の張地は、メーカーに在庫があったデッドストック品です。こちらの張地は、無くなり次第終了です。
【限定新張地】M-01 ウールフラノ イエロー
【限定新張地】M-01 コロニー アッシュブラウン
【限定新張地】M-02 サンダル オレンジ
3種類の【限定新張地】は、張地ストックがなくなり次第終了となります。当面の作成分はある、とメーカーよりお聞きしていますが、受注状況によっては早々に廃盤の可能性があるため、少しでも気になる方はお急ぎください。当店には、短冊形の新張地サンプルのご用意がありますので、ご想像頂けるかと思います。
そのほか、追加になった仕様
今までなかった、ウォールナットフレームキノママのハイバック仕様が発売になりました。また、同じくウォールナット材のサイドテーブルが追加になりました。ウォールナットなどの濃色でお部屋をまとめているお客様へは、ダークトーンでお部屋を統一できますので、インテリアの幅が広がりますね。
新作の発売タイミング
今回紹介したものは、本日(9月1日)より受注をスタート致しております。店頭にて現物がないものもありますが、小さいサイズのサンプル張地は用意がありますので、気になる方へは張地をご覧いただきながら、なるべくご想像頂けるように説明させていただきます。どうぞお気軽にご来店、ご連絡ください。
【おまけ】マルニ60フレームチェアには別名がある
フレームチェアには「NO.79 みやじま」という別名があります。マルニ木工は広島県のメーカーですが、広島を代表する場所「宮島」の大鳥居に似ていることから「みやじま」と呼ばれていました。NO.79というのは、マルニのメーカー品番です。マルニ木工の製品として、79番目に作られた商品ということだと思われます。1928年創業の老舗家具メーカー・マルニ木工だからこその、歴史あるネーミングですよね。
最後に、マルニ60のオークフレームチェアの素敵な納品事例をご紹介します。本当にイイお部屋で、お客様よりいただいたお写真もとても素敵です。ぜひ合わせてご覧ください。
コヤナギ
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