カリモク60アームレスダイニングチェアⅠとⅡの違いを比べてみた

こんにちは。テヅカです。
今回はカリモク60のアームレスダイニングチェアⅠとアームレスダイニングチェアⅡの違いのご紹介をしたいと思います。
アームレスダイニングチェアⅠは1960年代のダイニングチェアを研究して2005年に新たにデザインした椅子です。

前からみたアームレスダイニングチェアⅠです
後ろから見たアームレスダイニングチェアⅠです

後ろ脚から横桟、前脚まで平面でつながってるデザインが直線でスッキリとしたデザインで、シャープな印象ですね。背もたれの形状は座り心地をよくするために人間の胴周りに近いカーブを描いて作られており、ウレタンが張りこまれています。

対して、アームレスダイニングチェアⅡは2009年に発売されました。同じカリモク60ブランドである、天板高が低めのDテーブルにも合わせやすいようにデザインされています。

前から見たアームレスダイニングチェアⅡ
後ろから見たアームレスダイニングチェアⅡ

丸棒の木材が多く使用されており、直線的なアームレスダイニングチェアⅠと比べると柔らかい印象になっています。どちらかというとⅠは男性的、Ⅱは女性的な雰囲気ですね。

背もたれの形状は背あたりをよくするためにカーブを描いていますが、木製のため大きな丸みと上に広がる角をつけています。
中でもアームレスダイニングチェアⅡのポイントは、背もたれと後ろ脚の接合部分です。3点でしっかりと留めていますが接合部が一ヶ所しか見えないのです。(丸い穴埋めがあるの、気づきました?)
さすがカリモク。こだわって作られています。

接合部をアップしてみると

どちらのダイニングチェアも座り心地がよいです。
Ⅰ、Ⅱ共に2層ウレタンのシート構造になっており、座面の合板をくり抜いて耐久性の高い繊維(ポリエステルメッシュ)を張り込んでいます。つまりお尻の下の部分には木材がないので、木の硬さを感じないんです。これはすごい!(ダイメトロールという構造です。高級な椅子に採用されることが多いんです)このダイメトロール構造によって、掛け心地と軽量化を両立させています。メッシュ構造なので通気性もよく衛生的なのも安心です。

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また、カリモクのダイニングチェアは使用時のさまざまな場面を想定し、椅子に負荷をかけて行う試験をしています。
シート面に60kgの荷重をかけた状態で3万回繰り返し落下させる試験を実施しているので、安心して使っていただけると思います。
テヅカはアームレスダイニングチェアⅡのほうが座り心地が好きです。
背もたれのカーブがちょうど背中下にフィットするので背中が痛くありません。北欧のインテリアにも合いそうなのも好きなポイントですね。

背もたれに優しく触れるので、背中が痛くないです
横から見ると

もちろん、アームレスダイニングチェアⅠも座り心地がいいので、どちらもぜひ店頭にてお試しくださいませ。


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