本革のソファを選ぶ3つの理由

本革のソファってなんでこんなに高いんですか?とお客様から聞かれることがあります。
これはつまり、本革のソファは布のソファに比べてどこがいいのか?という疑問なんだと思います。
とても難しい質問です。

マルニ60 オークフレームチェア たつのレザー(ネイビー)

事実、革のソファは高価でメンテナンスが必要です。価格の面でもかける時間の面でも、革はかなりのぜいたく品だと思います。革の魅力は「上質」とか「高級感」という言葉で語られることが多いですが、高級なんだから高級感があるのは当然ですよね。そこで今回はより具体的な、私が思う革の魅力を3つお話したいと思います。

①革は布よりも丈夫

上にぶら下がっているのは半裁(はんさい)というサイズの革 半裁は牛一頭の半分の革です

革は強いです。耐久性が非常に高い。強靭なだけでなく、柔軟性もあるので破れにくい。高いだけのブランド物の洋服ではありません。価格に裏打ちされた強度。つまり強度と価格は比例していると言えます。革靴なんかもそうですよね。かなりに丈夫にできています。

②長い目で見ると、決して高くはない

BKFチェア これも本革のラウンジチェアです

余談ですが、洗剤やシャンプーなどを買うとき「普通の商品」と「詰め替え用」のどちらが安いかを計算してしまうことはありませんか?1㎖あたりいくらで~という計算をドラッグストアの店内でしてしまう。…私はよくあります。実に貧しい人間といえます。丈夫で長く使えるということは、一日当たりの単価は結果的に低くなります。革はていねいに使えば何十年と使い続けることができる強度を持っているので、何度か買い替えることを考えれば安い買い物だと思います。

③飽きない

1ヶ月ほど使用したもの  座面の張地の形状が、座る人の姿勢や体重に合わせて少し変わってきています

耐久性以上に厄介な問題。それは「飽きること」です。飽きたら捨てたくなります。飽きた人にとっては、丈夫であればあるほど腹が立つものです。早く捨てたいんです。捨てる大義名分が欲しいんです。でも、革は姿を変えます。よく座る場所は伸びるし、触る場所は色が変化していきます。メンテナンスをしても生まれ変わります。今日のソファと明日のソファは違うものなのです。だから飽きにくいし、愛着が持てる。

個人的に思うことを3つ挙げてみました。
あれこれ書きましたが、身も蓋もないことを言ってしまうとどんなに安いソファでも長く使うことは出来ちゃうんですよね。ウレタンがカチカチになっても座れますし。
でも、もし20年使うなら、20年間楽しいほうがいいんじゃないですか、と私は思うんです。
安いものが悪いとは全然思いません。でも、こだわりを持ってモノ選びをすることは大切なことだと思います。
「使い勝手」「デザイン」「ブランド」なんでもいいと思います。
何かにこだわったチョイスをすることが、長く愛着を持って使う秘訣だと思います。

写真のソファは、マルニ60オークフレームチェア(たつのレザー)¥144,720~
BKFチェアブラックレザー ¥137,160~
どちらも店頭展示中です。
※価格は2018年3月現在の価格となります

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コヤナギ

コヤナギ

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