ローソファーを選ぶメリット

インテリアコーディネーターのコヤナギです。

最近店舗へはローソファーを探しにお越しいただくことが多くなっているように感じます。ローソファ=低いソファですが、ソファを低くすることはどんなメリットがあるのかを書いてみようと思います。

①床に足が着くのでリラックスできる

 座面が低いので、足がしっかり床につくので安心感があります。(モデル身長146㎝)

女性のお客様からよく聞くご要望です。小柄な女性は特に、床に足が付かずに浮いてしまうというお悩みが多いようです。ローソファは座面が低いので、一般的なものより足が付きやすく、リラックス感が高まります。床に座った時に背もたれのように使ってもいいですね。

②小さいお子様とのコミュニケーションが取りやすい

小さいお子様はさずがに用意できないので、モデルは当店の癒しキャラ、カバのヒッポ君にお願いしました。

小さな子供がいると床で遊んだりすることが多く、どうしても床座の生活になりがちです。小上がりの畳敷きになっているようなお住まいもありますが、床がすべてフローリングの場合はじゅうたんやマットを敷いて、遊び場にすることが多いと思います。でも、大人も快適に座れるソファが置きたい…という要望に応えられるのがローソファです。

③人が集まる空間に使いやすい

 アイレベルが合い、コミュニケーションがとりやすい!

ソファの座れる人数には限りがあります。ストレートタイプのソファであれば3人ぐらいまででしょうか。友人が集まって、全部で5人になった場合、ソファに座れない2人は床に座ることになります。床の上とローソファの座面は高さが大きく違うわけではないので、自然と目線の高さが合いやすいです。単純な話ですが、やっぱりアイレベルが合うとコミュニケーションが取りやすいのは事実ですね。

こんな話があります…あるカフェでは対面席の椅子の座面高をあえて変えて営業しているそうです。目線の高さが大きく違うと違和感が生まれ、コミュニケーションに消極的になり、滞在時間が短くなって席の回転率が上がる…らしいです。都市伝説みたいな話ですが。

④家具の高さが下がると、空間の圧迫感も下がる

収納家具でも言えることですが、高さのある家具を置くとお部屋に圧迫感が生まれます。最近の住宅はソファを壁付けにしないレイアウト、LD(リビングダイニング)スタイルが流行なので、ソファの背面が見えることも多いです。その時に高さがあると圧迫感を感じてしまいます。圧迫感を減らすのであれば、ソファの背もたれは80㎝前後までの高さにしておくのが無難です。ダイニングチェアの背もたれと同じくらいの高さですね。壁付けなら高くしてもそこまで圧迫感は出にくいです。

ただ、圧迫感は感覚的なものでもあるので、デザインや色合わせを調整すればうまく組み合わせることも可能です。ぜひご相談ください。

 こんな感じでリラックスできると、こんなポーズも出てきます

以上、ローソファのメリットについて書いてみました。お住まいやレイアウトによってもソファにはたくさんの選択の幅がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。もし図面をお持ちいただければ平面図や立面図、内装仕上げ材なども踏まえてアドバイスさせていただきます。(もちろん図面なしでもOKです)

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